2010年10月11日 福島県吾妻山登山


7月にサニパンさんと一切経山へ登った時は途中から雷が鳴る悪天候だったので、再チャレンジ。
いつも妙な趣味につきあってくれるサニパンさんに感謝。m(_ _)m

いつものように各駅列車を乗り継いで福島へ向かう。
10/10 13:10大宮発黒磯行の電車に乗る。

P-05B
14:39
宇都宮に到着。黒磯までちょっと寝た。


P-05B
15:30
黒磯で乗り換え。
宇都宮からとある女性とずっと一緒だったのだが、乗り鉄女?だったのか?


P-05B
16:40
郡山着。座り続けてさすがに尻が痛くなった。
このあと、通り雨があり列車から虹が見えた。


17:30福島着。自宅から5時間強で到着・・・疲れた。
超格安ビジネスホテルにチェックイン後、飲み会場に向かう。


GF1+20mm サニパンさん撮影
GF1+20mm サニパンさん撮影
いつもの華蓮さんで乾杯。
山口屋さんに鎌沼周回コースを勧められる。


翌日、9:00にサニパンさんと落ちあい吾妻山へ向かう。


吾妻火山地形図。
青線が往路、紫線が復路。


D90+TOKINA12~24mm
硫黄平。
2400〜1800年前と1500〜1200年前に硫黄平付近で水蒸気噴火があった。
ここは今でもかなり火山ガス臭い。


D90+TOKINA12~24mm
硫黄平南火口列の中で浄土平有料駐車場から一番近い火口。爆裂火口かな?
ちなみに写真手前の平地も硫黄平南火口列のひとつだ。複雑に火口が重なっている。


D90+TOKINA12~24mm合成
爆裂火口は東側が開口しており馬蹄形だ。
小雨が吹きつけ、微妙な天気になってきた・・・


D90+TOKINA12~24mm
爆裂火口から見た硫黄平南火口列。一段低いところが火口列の中でも最大の火口。東の谷に向かって大きく開口している。
硫黄平南火口列では1331年に水蒸気・マグマ噴火をおこしている。


D90+TOKINA12~24mm
マグマ噴火の溶岩が固まったものか?


D90+TOKINA12~24mm
振り返ると吾妻小富士がよく見える。渋滞の列もすごい^-^;;


駐車場まで戻り、一切経山登山へ取り掛かる。
サニパンさんと相談して行きは酸ガ平経由で行くことに。


D90+TOKINA12~24mm
登山道から見た大穴火口からの噴気。ごぉおおおおと轟音が響いている。
噴気口手前の白い窪地は燕黒沢火口列のうちの一つ。
残念なことに大穴・燕黒沢火口列は、噴気の影響で直登登山道が立ち入り禁止になり全景が撮影できない。
有史以来の噴火はほぼこの二つの火口列からの噴火。
1331年・1711年・1950年・1977年に大穴火口から噴火、1331年はマグマ噴火。
1893〜1895年に燕黒沢火口列で水蒸気大噴火、二名死亡。


D90+TOKINA12~24mm
D90+TOKINA12~24mm
振り返れば吾妻小富士と桶沼。
桶沼は紅葉がきれいだ。
桶沼は7700〜7600年前にマグマ噴火で形成された火砕丘・火口湖。水深13m。ビジターセンターの水源になっている。
吾妻小富士は6800〜5400年前にマグマ噴火を数回起こして形成された火砕丘。明治時代までは水が溜まっていたらしい。


D90+TOKINA12~24mm
酸ガ平から一切経山稜線への登山道。
ガレている上に急登で大変疲れる・・・
犬を連れている人や小学生を連れた親など、やたらと人が多い。犬も登山を喜ぶのか?


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