2014年8月23日 富士山 登山


(標高データー、時間は旅レコGPSの計測値ですので、正確でない可能性があります)


dark氏と3年前から計画していた富士山登山。
残念ながら毎年天候に恵まれず延期を重ねた。
今年はお互いお盆前の予定が合わず、dark氏の出張にあわせて8/23に登山を決行することに。
何から何までお膳立てしてくださったdark氏に感謝。

8/22の深夜に富士吉田口の北麓駐車場に集合、仮眠をとって04:30始発バスに乗り込む。
(マイカー規制の為、富士スバルラインはバス・タクシーのみ)
05:09五合目のバス停に到着。
バスがやたら飛ばすと思ったら、CNG車でパワーが無く、一度減速すると加速が難しいかららしい。


05:16
バス停から見た山中湖方面。
ご来光になるのかな?


05:20
県営五合目総合管理センターというらしい。
ここは標高2270m超。もう寒い。
カッパを着込んで六合目へ向けて出発。


05:30
富士山みたいな雲が湧き上がっていた。


05:33

かなり明るくなってきた。
六合目までは平行移動で平坦な道のり。


05:56
樹林帯を抜ける


06:12
六合目に到着。ここは2400m超。
ここから急登となる。
このときはまだまだ余裕があった・・・酸素的にも精神的にも


06:16
土砂崩れ防止の石垣の裏に、きれいなスコリアの地層が露出していた。
登山客はアメリカ人ばかりだった。


06:45
小休止の後、七合目へ向かう。
標高2500m超。
上をみるとウンザリするのでできるだけ足元を見ながら登る。


07:30
ようやく七合目の山小屋群に到着。
標高は2700m超。
早くも高山病の症状が出て、気持ち悪い。頭も痛い。
darkさんにすぐに打ち明け、大休止。
症状が治まったので八合目へ向かう。


07:57
眼下に富士山の溶岩流。
標高は2800mを超える。
darkさんも自分も次第にヘロヘロになってくる。
酸素が薄く、常に気管支炎が起きているような状態になる。
肉体的疲労はまだないが、苦しい。ただただ苦しい。


10:22
ようやく八合目の山小屋群に到着。
標高は3200mを超えた。
七合目から3時間弱掛かっているが、とにかく苦しいし眩暈がする。
ただ、このスローペースが良かったらしい。
darkさんも散発的に頭痛に悩まされていたが、お互いリタイアするほどの重症にはならなかった。

ちなみにここから頂上までが苦しさMAX。
あまりの辛さに「胸突八丁」と呼ばれていたらしい。
ここから先、写真を撮る余裕もあまり無し。(darkさんは結構撮っていた。スゲー!)
とにかくゲロを吐かないよう、気が遠くならないようにコントロールしながら一歩一歩登り、休む、登り、休む。
上は見てはいけない^^;

八合目の後に本八合目があるが、あまりの辛さに山小屋の食堂に入る。
評判通り、バイトが適当。
やっすいうどんが700円オーバー。でも旨い。ここの標高なら何を食べても旨いはず。
この山小屋が一番評判良いというが、他はどうなってるんだ?--;

あと、この日は自衛隊の東富士演習場で訓練があり雷鳴のように火砲が聞こえてきた。


その2に続く