2016年11月7日 富士山寄生火山群登山 その4:氷池火口列



すでに4つの火口巡りをしてヘロヘロになっていたが、道が平坦だと踏んで巨大火口、氷池火口列へ向かった。
氷池火口列の噴火は貞観噴火より少し古く、長岡京へ遷都し「万葉集」で高名な大伴家持が亡くなった785年頃に起きたらしい。



氷池への道は踏跡が薄く遭難しそうな感じだが、ピンクリボンが随所についていて迷うことはない。
ところどころに残る溶岩樹形。



最後に溶岩流と容易に解かる斜面を登ると氷池が眼下に現われる。水はない。
写真ではよくわからないが、とんでもなく深い。
左方面に火口底へ降るのか、それとも奥のもう一つの大火口へ行くのかわからないが獣道がある。
が、体力の限界を感じパス。
降りたはいいが、登れないなんてことになったら死んでしまう。

この後、すぐそばにある片蓋山にも行こうかと思っていたが、無理をせずに帰路についた。



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