2016年11月7日 富士山寄生火山群 登山


小学生の時、富士山五合目から見たお椀型の小さな火山と丸い火口。
あのプリンみたいな山は何だろう、と不思議に思い幾年月。
ついに登山する機会に恵まれ、樹海の中を歩いてみた。



富士噴火史の記録上、最大の噴火である貞観噴火。
各省庁からデータを総合し、適当に略図を書いてみた。
赤い山が貞観噴火の時に溶岩を押し流した山。
長尾山からの溶岩量が突出しているのが解かる。せの海を埋め立て、大室山の裾を溶岩で埋め尽くした。



1. 石塚(864-866年 貞観噴火)

2. 大室山(紀元前1270年頃噴火)

3. 長尾山(864-866年 貞観噴火)

4. 氷穴火口列(864-866年 貞観噴火)

5. 氷池火口列(785年頃噴火)


参 考 年 表
BC1270 大室山噴火 エジプト、ラムセス2世の統治時代
 AD785 氷池火口列噴火 前年に桓武天皇、長岡京へ遷都。
長岡京造宮使藤原種継暗殺され早良親王逮捕される
 AD864 貞観噴火始まる 清和天皇元服
 AD866 貞観噴火終わる 応天門の変。伴善男遠流となり北家藤原良房全権を握る