2013年1月3日 伊豆東部火山群 カワゴ平火山 登山
戸塚歩道を入ると、すぐにブル道と交差する。
案内も何も無いので、ブル道を進めばいいのか迷うが、他に道が無さそうなので進んでみる。
ブル道が終わると、ようやく登山道らしくなる。
幻想的な佇まい。
炭焼きの跡もたくさんある。
火口が近くなってくると、噴石なのか土石流の爪痕なのか、
大量の岩石があり苔生している。
マリモのようだ。
ようやく平らな場所にでる。
カワゴ平火口の東端だ。
火口原はCの字を傾けたような形をしていてまっ平らだ。
ブナの森の中にヒメシャラの群生があり、不思議な植生だ。
中央の盛り上がりは、恐らく噴火の最後に火口を塞いだ溶岩ドームの名残だろう。
火口原の中を行く。
左は天城山脈の稜線が屏風の様に立ちふさがっており、風が強く非常に寒い。
カワゴ平全景。(クリックすると大きい画像に飛びます)
真ん中の高まりは火口を塞いだ溶岩ドームの名残か。
火口も半分以上は歩いた。
右の稜線が天城山脈。
天城山脈の山体を半分吹き飛ばして噴火したせいで、切り立った崖のようになっている。
榛名火山の相馬山のようだ。
火口の西端まで来ると亀がいた^^;
ここでシートを広げて昼食をとる。
どこかで鹿の足音がする。
風以外、何の音もしない火口。
かつて大噴火したとは思えない静けさ。噴気も地熱も無い。
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